えいわ一首一景

えいわ|一首一景について

昔も今も、その景色には人の営みの歌がある。

左の古風な川辺から右の現代の川辺へ、同じ川と山並みの中で画風と時代が少しずつ移り変わる横長の象徴画
同じ風景に、昔から今へ移る時間を重ねた象徴画(各作品では季節と場所を考証します)。図案:篠崎裕介(しのジャッキー)/画像:Codex(OpenAI)で生成

万葉集、百人一首、俳句、近代の短歌。なんとなく知っている古い歌を一首選び、その歌が生まれた土地と季節を調べ、A面の本歌(もとうた)で当時の景色を、B面の翻歌(ほんか)で同じ場所の今を、それぞれ約30秒の曲と絵にしています。曲と絵は入口で、その奥に、調べて分かったことを一首ごとの記事として残していきます。

一首と友だちになるまで。一首と出会う→昔の景をたどる→A面 本歌(当時の景を立ち上げる)→歌の芯を見つける→今の景へ翻訳する→B面 翻歌(歌の芯を今へ翻す)。B面からA面へ「想いがめぐる」矢印が戻り、その内側に「歌と友だちになる」
一首と友だちになるまで。図案:篠崎裕介(しのジャッキー)/画像:Codex(OpenAI)で生成

歌と友だちになるまで

一首を選んで調べ、A面を作る。そこまで深めると、その歌を動かしている歌の芯が見えてきます。芯を保ったまま、同じ場所の今の営みへ翻し、新たな歌と絵にしたものがB面の翻歌です。

B面を聴いてからA面に戻ると、なんとなく知っていた歌が、少し違って見えます。「秋の田の」は、翻歌を作ってから読み返すと、露に濡れる袖を眺める歌ではなく、濡れる側に立つ歌に見えてきました。昔の人が歌に込めたもの、その土地に残る営み、作りながら受け取ったもの、聴く人の中に生まれるもの。そのあいだを想いがめぐることで、歌は暗記した札ではなく、友だちになります。

「自分のものにする」のではなく、以前より身近になって、別の顔が見えるようになる。その関係を、歌と友だちになる、と呼んでいます。

詠古創景

古きを詠み、新しい景を創る。「えいわ」は、詠(歌を詠みなおす)・映(風景を映像に蘇らせる)・和(和歌、日本文化)・輪(過去と未来の循環)から。なんか、それ、ええわぁ、という合言葉でもあります。

三つの掟

  1. 一首=一つの場所=表と裏。本歌と翻歌、それぞれ約30秒。それ以上盛らない。
  2. 考証は仮説として、版を打って公開する。間違いは失点ではなく燃料。
  3. 迷ったら「自然の中での人の営みが映っているか」で決める。

本歌(もとうた)と翻歌(ほんか)

A面の「本歌(もとうた)」では、もとの歌が生まれた景を曲と絵でたどります。B面の「翻歌(ほんか)」では、その歌の芯を受け取り、同じ場所の今の営みへ翻して、新たな歌と絵をつくります。「翻歌」は、この営みを表すえいわ独自の呼び名です。

B面は、同じ場所の現代を、実在の場所と接点(駅から徒歩何分、いまそこにあるもの・ことなど)だけで描いた景です。翻歌は希望のあるもので終える、と決めています。表と裏のあいだを想いがめぐって、歌と友だちになる。えいわが作りたいのは、その往復です。

生成AIについて

音楽は Suno、絵は Codex の画像生成、編集は Claude Code・Codex を使っています。各作品にその旨を記しています。読みの間違い、考証のずれは、見つけしだい次の版で直します。

指摘・ご感想

専門家の方、その土地にお住まいの方からの指摘は、次の版のために受け取ります。#えいわ一首一景 で教えてください。

つくっている人

篠崎裕介(しのジャッキー)。古文も漢文も苦手だった理系が、音楽とAIという好きなフィールドを掛け合わせて、古い歌を一首ずつたどり直しています。

企画編集:篠崎裕介(しのジャッキー) 生成AI使用:音楽 Suno v6/画像 Codex/編集 Claude Code
#えいわ一首一景